新年が近づいてきましたね。
年末休みを利用して準備するもののひとつに「お年玉」があるのではないでしょうか。
お年玉を入れる袋「ポチ袋」も用意しなければいけませんね。
毎年なにげなく買って済ませていましたが、数枚だけなら作った方が良いのでは?と思い
ここ数年は手作りをしています。
おしゃれな絵柄のポチ袋テンプレートを無料でダウンロードできるサイトと
意外と知らないお札の入れ方、ポチ袋をきれいに作るコツなどをまとめました!
もくじ
ポチ袋の名前の由来とは?
毎年お年玉を入れる封筒として使っている小さなポチ袋。
そもそもポチ袋ってどうしてポチ袋って名前なの?
関西弁が由来だった!
ぽち袋の「ぽち」は、「点、小さいもの、少しだけ」という意味の関西地方の方言に由来し、当て字では「点袋」。明治時代に旦那衆が贔屓の芸者やお店の方に心付けを渡すときに使われたのが始まりで、大げさなご祝儀ではなく、少しばかりの心遣いを小袋にしたためた「これっぽち」という控えめな気持ちが「ぽち」になったと言われています。
引用:https://allabout.co.jp/gm/gc/220776/
そうなんですね!これっぽちの「ぽち」。
…うすうす気がついていましたがやはりでした。
お年玉袋とも使いますが、ポチ袋のほうが使い方が広がりますね。
ポチ袋にお金の入れ方はある?
なにげなく入れてしまいがちなお札ですが、気になったので調べてみました。
お札には裏表があった!
そんなの常識!と思われたかもしれませんが、おさらいとして書きます。
- 肖像の描かれている方がオモテ
ポチ袋にはだいたいがお札を入れると思います。
折り曲げずにそのまま入るタイプののし袋なら問題ありませんが
ポチ袋に入れるには、三つ折りにしなければ入りませんね。
そこでポイント
- 三つ折りにしたお札を開く時をイメージしてください。
- 開くと肖像さんが見えるように、オモテを内側にして左を先に折ります。
- 次に右が上になるように折ります。完成。
参照:https://allabout.co.jp/gm/gc/220691/3/
ここで注意なのが、4折りは縁起が悪いのでダメだということです。
入れ方にもマナーがある?
心を込めてきれいに三つ折りにしたお札。入れる時にもマナーに沿って入れたいですね。
- ポチ袋を、オモテが上になるように持ちます。
- 折ったお札の右側が上になるように持ちます。
- 天と地が逆さにならないようにお札を入れます。完成。
参照:https://allabout.co.jp/gm/gc/220691/3/
ささやかなマナーですが、奥が深いですね。
ポチ袋のテンプレート無料ダウンロードサイト
ポチ袋はスーパーやコンビニで安く売っているので、ついつい買って済ましてしまいがちですが
なんか絵柄がダサい。。。と思ったことはありませんか?
もうすこしかわいくて、欲を言えばおしゃれなデザインのポチ袋が
家で手作りできちゃいます!
手間はかかりますが、ポチ袋を手作りすることを覚えてしまえば
お年玉だけでなく、生活のいろいろなシーンで役に立ちます。
そこで、ポチ袋のテンプレートを無料でダウンロードできるサイトを紹介します。
「鈴木文具店」
鈴木文具店さんは様々なペーパーアイテムのテンプレートを多数扱っています。
絵柄の特徴はとても色使いがシック!かつ、ユーモアもあってかわいいです。
「笹熊猫」「瓜坊」「栗坊」「りんご」「うぐいす」「ニラ」
・・・ニラ?!このニラ、とてもオススメです!
ポチ袋に封をするシールもセットで印刷できるのがにくいです。
http://www.suzu-bun.com/index.html
「KF STUDIO」
こちらも人気があるサイトさんです。
イラストレーターの下川幸枝(しもかわさちえ)さんが運営していて、明るくポップなイラストのペーパーアイテムがあります。
小さいお子様用にぜひ作ってあげたいテンプレートです。
特にiPhone風イラストのポチ袋はみんなにうらやましがられると思います!
http://www.kfstudio.net/categories/pochi/
「POLKA DROPS」
こちらはサイトがシンプルでとてもきれいです。
富士山型のポチ袋が無料でダウンロードできます!
このポチ袋の良いところは、のりを使わないというところです。
サイズがSとMがあり、メッセージも「ありがとう」「おとしだま」とプリントされています。
無地もあるので、お年玉以外にも使えますね。
http://www.polkadrops.com/products/detail.php?product_id=155
ポチ袋の作り方のコツ
さて、PDFでダウンロード、印刷できるテンプレート。
作り方にはちょっとしたコツがあります。
◎印刷用紙にこだわろう
普通の安いコピー用紙でも良いですが、しっかり感がちょっと頼りないので
印刷用紙は「インクジェット」対応の「薄手」「マット(ツヤなし)」で写真やイラストに向いているタイプを選びましょう。
間違えて「厚手」を選んでしまうと、折りづらくなってしまいます。
例えばこういうものです。
◎カッターとカッティングマットにこだわろう
PDFをダウンロードして、次にカッターで切るわけですが
このカッターが錆付いていたものを使ってしまうと失敗の原因になります。
久しぶりにカッターを出してみたら錆びていた!という方は
まずカッターの刃を新しいものに変えてください。
カッターの刃は100均でも売っていますし、コンビニでも買えます。
カッターはこちらのような持ちやすい細めがオススメです。
また、カッターを使う時には、必ずカッティングマットを使います。
テンプレートサイズはほとんどがA4サイズなので、A4のマットがベストです。
値段もそんなに高くないので、あると重宝しますよ。
例えばこういうものです。
◎接着は液状の糊ではなくテープのりで
ポチ袋に限らず、ペーパーアイテムを手作りする時に
いちばんやってしまいがちな失敗が、液体糊を使ってしまうこと!
子供達の学校用品などですぐ身近にあるだけに、やりがちです。
乾くのに時間がかかるうえに、乾いたと思ったらなんかシワシワ・・・
そこでポチ袋をきれいに作る最大のポイントは「テープのり」を使うことです。
何枚も作ってきた経験から、約8mm幅が扱いやすいと思います。
わたしの愛用しているものはこちらです。
詰め替えができるので、もう何年もこれを使っています。
ポチ袋の作り方・番外編
ポチ袋テンプレートを無料でダウンロードできるサイトを紹介しましたが
気に入ったデザインが無い・・・そんな時でも好きなデザインで手作りできる方法です。
イラストだけでなく、写真でもステキなポチ袋が作れますよ!
無地のテンプレートPDFをダウンロード
まず無地のテンプレートをダウンロードします。
こちらがオススメ。
http://www.picture-village.org/item-print-katagami-poti.html
次にお好みのイラスト素材や写真素材をダウンロードします。
GIMPなどフリーの画像編集ソフトで無地のPDFテンプレートを開き
イラストや写真の挿入で、テンプレートの好きな位置に置きます。
これを印刷すれば、お好みのデザインのポチ袋が完成!
もしくはダウンロードしたら、切り抜いて型紙のようにしておきます。
A4に印刷したデザインを型紙に合わせて切り抜いて作ることもできます。
おわりに
少しの数が欲しいのに10枚セットでポチ袋を買って済ませていた方も、数枚くらいなら手作りしてみたいと思われたのでは?
簡単にできるので、お子様と一緒に作るのも良いですね!
おしゃれなポチ袋で新年を迎えられたら渡す方も貰う方もきっと笑顔になることでしょう。
コメントを残す